鶴岡市は5月20日、日本遺産の「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~ 北前船寄港地・船主集落~」の構成自治体に追加認定されたと発表した。対象の文化財は、加茂港周辺の町並みや善寳寺五百羅漢堂(同市下川、国の登録有形文化財)、浄禅寺の釣り鐘など5件。

 「北前船」は、江戸時代に日本海などを往来。コメなどの物資輸送のほか文化面でも寄港地に繁栄をもたらした。鶴岡市の加茂港もその一つで、庄内藩の重要な港だったという。地区には当時の町並みや船主の家なども残り、浄禅寺に残る釣り鐘や善寳寺五百羅漢堂は、北前船で財をなした商人らの寄進によるものだ。